開業・開店の際にやっておくべきWebがらみのあれこれ

開業・開店の際にやっておくべきWebがらみのあれこれ

新規開業や新規開店の際は、申請や申告、契約書類の作成などやらなきゃならない手続きが次から次と発生します。正直面倒くさいことだらけです。

手続きだらけの毎日、お忙しいところ恐縮ですが、Webがらみのあれこれ、準備は進んでますか？
業種によってはWebを使ったプロモーション&マーケティングは必須になってきているので、そういう方は抜かりないでしょうが、「Webは付加価値」「すぐには必要ないでしょ」程度にお考えの方の場合、いろいろと後回しにしてたりしていませんか？

Webの世界って割りと早いもの勝ちのルールで動いています。
最低限のことは早めに手を打っておくと将来「あんときの自分 Good Job!」って感じることがあるかもしれません。

なので、その最低限をリストアップしてみました。「あんときのアドファント Good Job!」って思っていただけると幸いです。
ちょっとした解説も書きましたが、詳しく知りたい方はお問い合わせください。そのうち詳しく書くかもしれません。

開業が決まったらできるだけ早くやること

ドメイン名取得

ホームページのアドレスやメールアドレスで使います。
他所と全く同じドメイン名は取得できませんし、早いもの勝ちなので、万が一を考えて屋号が決まったらすぐに申請するべきでしょう。
自社名.jpなどのドメイン名を他所に取られて、胡散臭いWebサイトを公開されたらと考えたらゾッとしませんか？
しばらくWebサイトを制作する予定がなかったとしても、前もってドメインだけでも取得しておけば、数千円/年程度の使用料でそんなリスクを避けられます。
手続きがよくわからなければ、Webサイトを制作してもらう業者に依頼して取得してもらうといいでしょう。

Googleアカウントの作成

事業を進めていく上で絶対にGoogleのアカウントは必要になります。
個人用とは別に仕事用のアカウントを作成しておくと便利です。
無料です。

主要SNSのアカウント作成

ドメインと同じく各SNSのアカウント名も早いもの勝ちです。
自社名アカウントが取得できそうなら、使う使わないは置いておいて、取っておくにこしたことはないです。
取得すべきアカウントは最低限Facebook,Twitter,Instagram,LINE公式,YouTubeの5サービス、あとはお好み次第という感じだと思います。
基本無料です（LINE公式は有料アカウントもあります）。

ロゴマーク

ロゴ制作がWeb関係か？とお思いでしょうがこれがとても大事なんです。
GoogleやSNSアカウントのアイコン、Webサイトのファビコンなどはすべて同じ画像にするのが認知度を高めるコツです。であればロゴマークを登録するのがベストですよね。
ロゴは社名を使った横長でもいいのですが、できれば正方形の画像を作ると使い勝手がいいです。
なおかつ、最近は勝手に丸く切り抜かれて表示されることも多いです。それでもきれいに収まるロゴデザインにしておくことをおすすめします。

開業までにやっておくこと

Googleマイビジネスの申請

Googleマップに自分のお店を登録したくありませんか？
まだ場所が認知されていないオープン初日からGoogleマップに掲載されいるればスタートダッシュがきれます。事前申請を行ってしっかり表示されるように設定しておきましょう。
登録にはGoogleマイビジネスから申請します。
新規登録の場合、ハガキによる所在確認が行われます。
この手続に10日前後かかりますので、少なくともオープン2週間以上前には申請しましょう。
待ってる間に情報を入力したり写真をアップロードしておきましょう。
ついでに360°写真をストリートビューに登録しておくと一層集客に期待できます。

各SNSの初期設定

ロゴマークをアイコン画像として、すべてのSNSで登録します。SNSは使わないという場合でもデフォルトアイコンで放っておくのは得策ではありません。
またFacebookやLINE公式はカバー画像を登録したり、その他にも設定項目がたくさんあります。
これら初期設定と同時に、開業のご挨拶くらいは載せておくと良いのではないでしょうか。

エゴサの通知を受け取る

開業したての頃は評判が気になるものです。
私はエゴサーチ全然ありだと思ってます。事業の方向性を見極めるにも、一般の方の意見を見るのは悪くないと思います。
でも毎日Googleで検索するのも面倒ですし自意識過剰っぽいので、Googleアラートを使ってスマートに処理しましょう。社名やサービス名などを登録しておけば、検索結果に現れた時、メールでお知らせが来ます。

Twitterになにか書かれることも多いですよね。
TwitterのエゴサーチはTweetdeckを使うのがおすすめです。

Webサイトを作るなら

レンタルサーバ契約

独自ドメインでWebサイト、メールアドレスを利用したいのであれば、レンタルサーバの契約が必要となります。費用は年額数千円から10万円超えまで、いろいろなプランがあります。
ある程度知識がないとこのあたりは自力で進めるのは厳しいと思いますので、詳しい人とかWebサイトの制作を依頼する会社に任せたほうがいいでしょう。

SSL導入

Webの暗号化通信を行うために必要な契約です。
URLもhttp://ではなくhttps://となり、ブラウザのアドレス欄に鍵マークが付きます。
SSLを導入・設定していないとChromeの場合アドレス欄に

と表示されます。これは見てる人を不安にさせるのでSSLは必ず導入しましょう。現状はこの程度ですが、近い将来にはもっと強めの警告が出るらしいです。
SSLの費用は利用する証明書のブランドと認証型次第です。安ければ0円でもなんとかなります。
ほとんどの場合毎年契約更新と再設定が必要になります。
専門的な知識が必要ですので、Webサイト制作会社やシステム担当者に任せましょう。

Google AnalyticsとSearch Consoleの導入

どちらもアクセスデータを分析するためにつかうGoogleのサービスです。
わからない、興味がないという場合でも、必ず導入しておきましょう。
Analyticsは導入した時点からのデータしか蓄積されません。いつかアクセスデータを分析したくなっても、その時に導入したんでは過去との比較もできず、すぐには役に立ちません。
それぞれの利用料は無料です。
このへんも制作会社に伝えれば導入や設定などやってくれるはずです。
またその際には「Google Tag Managerを使って欲しい」と伝えておきましょう。将来Web広告などWebマーケティングに取り組むことになったとき、担当者がきっと「Goog Job!」って言ってくれます。

AdPhantへの依頼もご一考ください

よくわからないし、頼める人もいないということであれば、いつでもご相談ください。
東海エリアであればできるだけ早くお伺いして、Web系の各種お手続きのサポートをさせていただきます。

次回は「広告文章・キャッチコピーの作り方」についてまとめてみようと思います。
今回はここまでです。ありがとうございました。