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広告クリエイティブ(キャッチコピー)道場

広告クリエイティブ(キャッチコピー)道場

広告原稿作成は難しいから楽しい

リスティング広告で重要なポイントはこの3つ。

  1. ターゲティング
  2. クリエイティブ
  3. ランディングページ(LP)

※ 細かい部分を挙げていけばまだまだいくらでもありますが、まあそういうのは追々書きます。
3つの重要度はどれも変わりません。どれも同じように重要です。でも一番時間がかかるのはクリエイティブ。検索連動なら広告文ですね。

アドファントでは広告(主にGoogle広告)のクリエイティブ制作に関して以下のような考えで取り組んでいます。

複数の出稿形態
検索連動は広告グループごとに適切なレスポンシブ広告を用意する。リマーケティングにも当然専用の広告文を用意。
複数のパターン
言い回しを変えたり、ターゲット層ごとに別の切り口で訴求したりと、複数パターンの広告文を用意。
複数回の更新
成果を見ながら微調整や新規パターンの追加など、ランニングでもクリエイティブを見直し続ける。

そのうちに、成功の方向性が見えてきて、バリバリ稼ぐ広告クリエイティブ(ユニコーン)が生まれたりします。これはPDCAを高速で回せるリスティング広告の醍醐味の一つといえるでしょう。
Web広告は、有名高額なコピーライターによる、一本のキャッチコピーだけで勝負ができる場所ではありません。

広告文を作るコツ

原稿をたくさん考えるために、私はいろんなテキストを目に入れます。
目に入れるっていうのは、本読読むとか文章を読解して知識を蓄えるのとはちょっと違います。

  • 「面白い言い方だな」っていう本、雑誌、Webメディアなどの見出しやタイトル
  • 公取の目を掻い潜った「こんな表現いいのか?」っていう折込チラシのコピー
  • 意味はわからないけど何故か頭に残る看板、張り紙の個人的主義主張・檄文

これらの表現を覚えておく。それが目に入れるっていう行為です。
それを直接パクるではなく、アウトプットできる状態になるまでじっくり脳内で熟成させて、プロモーション対象の商品やサービスにハマるクリエイティブに昇華させる。
私はそうやってユニコーンを探しています。

断定と極論 そのパターンをご紹介

こういう表現に触れているうちに、使われがちなテキストの傾向が見えてきました。それは「断定」と「極論」です。
断定と極論とはこんな感じの表現です。
※ 例文は広告表現に関する規制を無視していますことご了承ください

…これだけでOK!
スペシャリティ感・お手軽感・お得感を演出できるキーワードです。
例:英会話上達はこれだけでOK
“これだけ”とは数十冊のテキストと数十回のレッスンのパッケージだったりします
…今だけ!
緊急性・焦燥感を訴え、ユーザーに今がチャンスと思わせられるキーワードです。
例:今だけお得なウィンターセール開催中
春・夏・秋・冬やってるけど今年のウィンターセールは今だけ
…するべき!
断定キーワードのずるいところは、納得し共感できる人とだけでなく、疑心暗鬼な人・否定的な人にもフックできるところです。
例:痩せたいなら毎朝これを飲むべき
「そんないいのがあるんだ(ポチ~)」「そんな訳あるか!根拠は!(ポチ~)」CTR上がります
…はダメ!
否定形を使うことで相対的に商品の価値が高まります。
例:その財布ではお金が貯まりません
この財布ならお金が貯まるとは言っていないのがポイントです
貴方が知らない10の…
豆知識をただ羅列するのではなく、数字を出すのがポイントです。
そのうち9はみんな知ってることでもOK。他の人はこんな事も知らないのかと勝手に優越感を感じてくれます。
残りの1を商品プロモーションにつなげていきます。
無料!
一部でも無料の部分があればOK。
無料の部分にはほぼ価値がなくても集客にはつながるし、集客できればマネタイズに繋げられます
○○さんイチオシ!
人の気配を感じさせることで、権威性を高めるテクニックです。
イチオシしてくれる人に依頼すればOK。今までイチオシじゃなくても今後イチオシしてくれればOK。なんなら全く無名の人でもOK。虎の威を借る狐は恥じることではないです。
話題騒然!
こちらも権威性を高めるテクニックですが、人ではなくメディア(マスコミ)の力を使います。
雑誌やTVなどで紹介されたことを大々的にアピールします。
企画広告やプレスリリースでも大丈夫。騒然としていなくても大丈夫。

「断定」と「極論」が勝ちパターン!(という断定と極論)

広告である以上、「この商品はいいんだ!買うべきだ!」という広告主の思いが根底にあるわけで、それを表現すると「断定」と「極論(大げさ)」になりがちという話です。良い悪いではなく、ありがちな表現であるとご理解ください。
使い方次第では大きな効果を出すこともありますし、そもそも広告クリエイティブの規定で引っかかる場合もあります。
また、あえて断定しないことで見た人に断定感をもたらすテクニックもあります。
例:ダサくないとは言い切れない
断定感ってなんだって話ですが。

…勉強になるかもと思ってこのページを開いた方、申し訳ありません。
今回はここまでなんです。ちょっと悪どい広告クリエイティブに毒づいてみたかったんです。

次回はしっかりデトックスして、アドファントの由来になってる“ゾウ”について書こうかと思います。