2019年11月上旬、Google広告からメールが届きました。
”Google Ads: Changing when you’ll be charged”ってタイトルで全文英語でした。
Google翻訳に放り込んで読んでみると、「毎月1日に前月の料金を請求するよ」といった内容のようです。理解しやすくなるよとかも書いてあります。
ホントにそうなんでしょうか?
例えば8月~9月の2ヶ月間、掲載費30万/月の予算で運用した場合、今まではこんな感じ。
※手数料とか消費税とか返金分とか諸々考慮に入れてません。ざっくりとまとめてます。
日付 | 内容 | 金額 |
2019年8月10日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年8月21日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年8月31日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年9月11日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年9月21日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年10月21日 | 自動支払 | 99,874円 |
最終支払から1ヶ月以内に10万円使ったら、その時点で支払いが発生するっていうルールだから、月額10万円以上の予算でずっと継続していれば、毎回10万円ずつ請求されます。
9月末で掲載停止した場合、残金が99,874円残りますが、これは10万に満たない分は最終支払の1ヶ月後に支払うルールが適用されて10月21日に支払うという、全体としてはおおよそこんな流れでした。
それが、今回の変更で以下のようになるみたい(多分間違ってないと思う)。
日付 | 内容 | 金額 |
2019年8月10日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年8月21日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年8月31日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年9月1日 | 自動支払 | 1,291円 |
2019年9月12日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年9月22日 | 自動支払 | 100,000円 |
2019年10月1日 | 自動支払 | 98,709円 |
ちょっとややこしいですが、掲載費用は翌月1日に一旦チャラにする、ってことだと思います。
わかりやすい…のか?まぁ月の支払額はなんとなくはっきりしますね。
でも当月分最後の支払は結局翌月に請求がおきてるんで、きっちり月締めになってるわけじゃないし、どうなんでしょうか?
間違いないのはGoogleさんは早め早めに回収できるようになったってことですね。
きっちり正確ではないけど月締めになることで、Google広告管理画面の「ご利用履歴」画面がもう少し見やすくなることを期待したい。
請求書でも請求明細書でもない、あくまで利用履歴だからこれでいいのかもしれないけど、少なくとも最終残高と開始残高はもういらないんじゃないかな。
もう少しすんなり頭に入ってくる見栄えになるといいなぁ。
書き始めて気がついたけど、この画面を見ることができる広告主さん、そんなに多くないのかもしれませんね。全部代理店任せで。
でも、広告掲載費として実際Googleにいくら払っているのか、広告主は知ることができて当然だと思うんで、実掲載費がいくらかわからない広告主さん、一度見せてもらえるよう交渉してみてはいかがでしょうか。
アドファントでは、Google広告の既存アカウント引き継ぎのときはもちろん、アカウントを新規作成する場合も、管理画面をお客様にもご覧いただけるように設定します。
効果を出していくには、正確な数値を広告主様と運用担当者で共有する必要があり、広告運用の透明性を高めるためにも、広告主様へのGoogle広告管理画面へのアクセス権付与は重要なことだと考えています。
できるだけ毎日書くという宣言翌日のエントリです。いかがでしたでしょうか。
まだ長文作成のペースが掴みきれてませんが、徐々にこなれていくと思います。いいものにしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
明日はGoogle Site Kitについて書いてみようかと思っています。